振り替えり:弦巻マキの飲兵衛キッチンひとしなめ
過去に投稿していた動画シリーズの振り返りと称してレシピやポイントの解説をしていきましょう
第一回はボロネーゼ、レシピも作り手次第で全然違うものが出来る筆頭ですがレシピとポイントをまとめていきましょう
材料(作りやすい分量)
ひき肉:500グラム(牛があれば最高、無ければ合い挽き)
玉ねぎ、人参、セロリ:各1本
ベイケン:100グラム(あればパンチェッタとかもいい)
カットトマト缶:2缶
赤ワイン:ハーフボトル1本(普通のボトル1本使って水を少なくしてもいい)
水:1リットル
ローリエ:2枚
ローズマリー:枝1本
作り方
1:野菜、ベイケンをみじん切りにする
あればハードプロセッサーに適当に切って突っ込んで回してもよし(その場合は細かくした方がいいがやりすぎない事を推奨)
2:フライパンにサラダ油を引き、野菜と塩を入れて焦がさないよう中火で30〜40分ほど炒めていく
塩を入れる事で野菜から水分が出て早く炒め終わります、さらにバターで炒めないように、焦げる原因になります
3:フライパンに油を引き、よく熱した後に下味を付けたひき肉を入れて焼き色が付くまで焼く
片面焼き上がったところでベイケンを投入し、水分が飛ぶまでじっくり焼く
あらかじめひき肉には塩胡椒を振っておきます
重要なのはひき肉を炒めることではなく焼く事、しっかり焼く事で香ばしさ、肉の臭み(特に豚ひき肉で作る場合)を飛ばします
肉に焼き色がつき、油が透明になるまで火にかけましょう
4:3の肉に赤ワインを入れて煮詰め、2の野菜、トマト缶、水、ローリエ、ローズマリーを入れて沸騰するまで中火、沸騰したら弱火にして2時間煮込む
デグラッセ(肉を焼いたフライパンに赤ワインなどを入れて旨味をこそげとる事)した赤ワインを煮詰め、残りの材料を入れて煮込んでいきます
本場のボロネーゼはたっぷりの赤ワインで煮込んでいくので、もっと本格的にやるなら赤ワインの比率が多くなるかも、その場合はトマト缶とトマトピューレを使うといいかもしれません
沸騰してきたらアクと余分な油を取っていきます
油は浮いてきたのを半分程度すくえばいいでしょう、旨味でもあるので全部すくうのはオススメしません
赤ワインは料理用のものは紙パックに入った安いやつか業務スーパーとかで売ってる3リットルとか5リットル入ったやつがオススメです
5リットル入ってれば冷蔵庫で冷やしておいて料理に使いながら自分が飲む分にもかなりいいですw
味付けは最後に、野菜とひき肉の下味の具合を見て調整しましょう
動画みたいに作れば煮込む時にチキンストックを入れなくていいと思います
しっかりと煮詰めるのが美味いソースに仕上げるポイント、最後にスパゲティとソースに合わせるとかにバターとパスタの茹で汁入れるのでかなり煮詰めてしまいましょう
あとはスパゲティに合わせるもよし、ご飯にかけてたっぷりのチーズと合わせてドリアにするもよし、ラザニアを挟んでオーブンで焼き上げてもよしという万能ソースです
冷凍庫で1ヶ月くらいは持つので、ひき肉が安いときにたっぷり作ると幸せになれます
スパゲティに合わせる時は、動画でも使っていたフェットチーネ(幅広の生パスタ)や太めのスパゲティ(2ミリくらいあるといい、カルディなんかでは2.2ミリのものがあったりする)が相性よしです
フェットチーネは動画でも使っていたオーマイの生パスタや、カルディやハナマサで売ってる生パスタだと小さい鍋でも茹でれてとても楽です
乾麺のフェットチーネもありますが、茹でかた間違えるとくっついたりと扱いにくい面があるので生パスタが簡単です
ラザニアはカルディで売ってる茹でなくていいラザニアがメチャクチャ便利かつ安価でオススメです
250円くらいでラザニアが買えるのですこぶる経済的、食べたいときに適当にソースに入れて25分くらいオーブンで焼けば出来上がりです、メチャクチャ簡単ですね!
今回はひとしなめの振り返りでした
動画投稿は最終回でも言った通り、今年は新シリーズは始めない予定です
YouTubeに修正版を投稿してたら多分今年は終わるじゃないかという予想、次の店は大して忙しくなりそうにないので結構時間取れるかもしれませんがどうなるかなと
では、動画URLを置いといて次回お会いしましょう